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アロマの歴史

古代エジプト人がミイラを作る際に使用したとされる、代表的な2つの精油は?

これは、実際にアロテラピー検定に出題されたこともある問題です。「?」となっていた方も安心してください。ここでは基礎的なアロマの歴史について解説をしているので、しっかり勉強していきましょう。

アロマテラピーの歴史

基本的に年代順で、古い項目から紹介しています。

古代エジプト文明では、ミイラ作りに乳香(フランキンセンス)没薬(ミルラ)などの精油が使用される。この2つは「神の薬」を意味している。芳香植物の文化としては薫香(お香)と浸剤(ハーブティー・ハーブオイル)などが主流だった。

アーユルヴェーダ

賛歌集「リグ・ヴェーダ」(BC1500~1000?)に源流を持つ、インドやスリランカの伝統療法。3000年以上の歴史をもつ。

ヒポクラテス(BC460~375)

マッサージの重要性を説いた古代ギリシャの医学者。「医学の父」と呼ばれている。

テオフラストス(BC373~287)

植物誌』を著した古代ギリシャの哲学者。「植物学の祖」と呼ばれている。

シバの女王がイスラエルのソロモン王に乳香(フランキンセンス)白檀(サンダルウッド)などの香料や宝物を送る。

アレキサンダー大王(BC356~323)

東方遠征の後、ハーブやスパイスが交易品として取引されはじめる。

クレオパトラ(BC69~30)

香料を用いて異性を魅了したといわれる。特にバラの香りを好んでいたそう。

プリニウス(23~79)

博物誌』(全37巻)を著した古代ローマの博物誌家。

皇帝ネロ(37~68)

古代ローマの皇帝。バラの香りを好んで使用していた。

ディオスコリデス(40~90)

マテリア・メディカ(薬物誌)』を著した古代ローマの医学者。その複写本である『ウィーン写本』はよく知られている。

ガレノス(129~199)

アラビア医学に多大な影響を与えた古代ローマの医学者。コールドクリームの製造創始者としても知られている。

『新約聖書』

イエス・キリストが誕生したとき、東方の3賢人が乳香(フランキンセンス)・没薬(ミルラ)をささげたという記述がある。

『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』

最も古い本草書。本草書とは、漢方の古典の中で生薬について書かれた書物のこと。

『神農本草経集注(しんのうほんぞうきょうしっちゅう)』

陶弘景という中国の医学者が上の『神農本草経』を整理し再編したもの。

サレルノ医科大学

医学が発展していたため「ヒポクラテスの町」と呼ばれた港町、サレルノの医学校。

イブン・シーナー(980~1037)

医学典範(カノン)』を著したアラビアの医学者であり哲学者。蒸留法で芳香蒸留水の製造に成功し、医学に応用した。

1095~1291年ごろ、十字軍遠征の際に、ハーブや薬草、アラビア医学や精油の蒸留法などがヨーロッパに伝わる。

ハンガリー王妃の水(ハンガリアンウォーター)

「若返りの水」とも呼ばれる。エリザベート1世が手足を痛めたときに、ローズマリーを主成分とする液体を献上したところ、すぐに回復したそう。

ジョン・ジェラード(1545~1612)

本草または一般の植物誌』を著したイギリスのハーバリスト(ハーブを処方する専門家)。ロンドンのホルボーンというところに「薬草園」を開いた。

ジョン・パーキンソン(1567~1650)

広範囲の本草学書』を著したイギリスのハーバリスト。大西洋を渡った。

ニコラス・カルペパー(1616~1654)

The English Physician』を著したイギリスのハーバリスト。

16~17世紀ごろ、ヨーロッパで香料産業が興り、柑橘系の植物から香料が作られはじめる。フランス南部、プロバンス地方のグラースという町は香水で有名だった。

ケルンの水(17世紀ごろ)

世界最古の香水。イタリアのジョヴァンニ・パオロ・フェミニスが販売し、後に「オーデコロン」として商標登録する。

ルネ・モーリス・ガットフォセ(1881~1950)

aromatherapie』を著したフランスの化学者。実験中に火傷を負い、ラベンダーの精油を使って治した。

マルグリット・モーリー(1895~1968)

イギリスのアロマテラピーに大きな影響を与えた生化学者。彼が提唱した精油を植物油で希釈しマッサージする手法は、「ホリスティックアロマテラピー」の源流となった。『Le capital ‘Jeunesse’(最も大切なもの・・・若さ)』を出版し、シデスコ賞(国際的な美容の賞)を受賞。

ジョバンニ・ガッティレナート・カヨラ(20世紀)

イタリアの医師で、精油の神経への作用や医療効果について共同研究を行った。

パオロ・ロベスティ(20世紀ごろ)

ミラノの「植物誘導体研究所」の所長。ベルガモット、オレンジ、レモンなどの柑橘系の精油、がうつ病や神経症に効果があることを発見した。

ジャン・バルネ(1920~1995)

AROMATHERAPIE』を著したフランスの軍医。第二次世界大戦の際精油を使った薬剤を使用して治療を行った。以後アロマテラピーの啓蒙活動に力を入れる。

シャーリー・プライスロバート・ティスランド(1960~1980年代)

イギリスでアロマテラピースクールを開校。

鳥居鎮夫

香りの心理的効果を研究した東邦大学の名誉教授。ラベンダーの鎮静作用、ジャスミンの興奮作用を照明した。

1996年、非営利団体「日本アロマテラピー協会(AAJ)」設立

2005年、環境省所轄の「社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)」設立

 
 
 
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